ダイバースリーダーシップ推進協会 ブログ

ダイバーシティと多様性を強みに変える組織作りコンサルティング 育成のプロ集団、ダイバースリーダーシップ推進協会のブログです。

“組織の「遠心力」と「向心力」マネジメント” 目詰まりのない組織 #10 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

「アフターコロナも輝く組織でいるために」 このテーマを狙いとし、組織に存在する様々な目詰まり解消を目的に始まったこのメルマガシリーズも初号から約1年がたった。 スタート当時は、東京オリンピックの閉幕まもなくというタイミングで、世の中のモードも…

“DXの実現。新事業創造を阻む、現場の目詰まり” 目詰まりのない組織 #9(下) ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

【現場の目詰まり〜後編〜】 顧客と対話を繰り返しながら事業を創っていくという新しい事業構築アプローチ、その意思決定の前提となる、事業構築アプローチの変化について、前号より上下2回に亘って取り上げさせていただいている。 前号から引き続き、事業…

“DXの実現。新事業創造を阻む、現場の目詰まり” 目詰まりのない組織 #9(上) ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

【新事業創造を阻む、現場の目詰まり】 前号では、企業の意思決定機能を「脳」に例え、大きく環境が変化しているにもかかわらず、旧来方式の意思決定プロセスのみを継続適応している状況を、「目詰まり」として指摘した。 その背景として、テクノロジーの進…

“不確実性の時代に最適な意思決定を模索する” 目詰まりのない組織 #8 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

【不確実性時代における意思決定プロセス】 前号では、意思決定に必要な情報が増え、かつ、ユーザーも私たち企業も正解がわからない中で、いかに売れるサービスや製品を作り上げていくか?仮説検証のサイクルの変化について、情報伝達の目詰まり、情報マネジ…

“情報が回れば、組織は活きる。情報マネジメント再考” 目詰まりのない組織 #7 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

【情報が回れば、組織は活きる】 前号からだいぶ時間がたってのメルマガ発信となってしまいました。多くの企業様が徐々に日常の事業・業務推進体制へとシフト・モードチェンジが進んでおられるせいか、ワークスタイル変革とそれにともなうマネジメント改革の…

“組織の「心臓」、心理的安全性の目詰まりが組織を殺す” 目詰まりのない組織 #6 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~

【循環機能(=現場に眠る情報の吸い上げ)の目詰まりは組織を殺す】 昨年より開始した「目詰まりのない組織 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~」のシリーズ、前号では戦略・施策(頭)と、その実行・実現(ボディ)をつなげるエンゲージメントを…

“戦略が動かない・指示が実行されない!” 目詰まりのない組織#5 ~アフターコロナも輝く組織でいるために~

【エンゲージメント=首の目詰まり】 前号では組織の「目、耳、鼻、口」、すなわち情報収集における目詰まりについて述べた。 組織として、とりわけ意思決定の場で、不都合な真実も含めて“事実”を把握することの重要性と難しさ、さらにはその実現のヒントに…

“「不都合な真実」に向き合いますか?” 目詰まりのない組織#4 ~アフターコロナも輝く組織でいるために~

【聴きたくない、知りたくない情報こそ必要】 彼の松下幸之助氏は、一番聞きたくない情報を最もエネルギーを使って収集した。大きな失態を犯した部下がそれを告げると、「良く知らせてくれた」、「助かった」、「これで手が打てる」と言った具合に。 更に、…

目詰まりのない組織(3) ~アフターコロナも輝く組織でいるために~ ベクトルを定める。組織づくりの“良い”と“意味がある”

【組織づくりの“良い”と“意味がある”】 前号では、コロナによる行動変容で、企業活動の大前提が変わったというお話をした。 これまでの企業活動の前提であった生活者の行動習慣が大きく変わり、企業は新しい行動習慣、世の中の在り様を前提に、企業活動の再…

目詰まりのない組織(2) ~アフターコロナも輝く組織でいるために~“組織の目詰まり”は、そんなに問題ですか?

【“組織の目詰まり”は、そんなに問題ですか?】 ワクチン接種も徐々に広まった安心感か、これ以上の自制は厳しいという我慢の反動か、このシルバーウィークも場所によっては賑わっていたようだ。とはいえ、例年のシルバーウィークと比べれば、まだまだ寂しい…

目詰まりのない組織 ~アフターコロナも輝く組織でいるために~

【オリンピックを振り返る】 緊急事態宣言下、無観客、猛暑という、史上稀にみるオリンピックが閉幕した。 結果をみると、金メダル27個(世界第3位)、獲得総数58個(世界第5位)と歴代オリンピック最高のパフォーマンスとなる、記憶と記録に残るオリンピッ…

副業推進。その危険性、本当にわかってますか?

副業解禁が求められ、企業はその声に応えるかのように、「解禁」に向けた動きを取り出した。 リモートワークとともに企業の柔軟性を示す代替指標として、採用市場において評価されていることもあり、副業解禁の動きが広がっている。 初期はベンチャー企業を…

PJの現場から(4) – Planning/Execution機能の強化: 敢えての「隔離」

「PJの現場から」の第4回(最終回)をお送りします。 前回メルマガでは「Planning/Execution機能」に生じていた問題が大きく3つあり、そのうちの2つについて内容と対策事例をご紹介しました。今回はやや例外的な事例となる第3の問題についてご紹介します。 …

PJの現場から(3) – Planning/Execution機能の強化: 身近に居た「適材」を借りる

「PJの現場から」の第3回。前回「Leader機能の強化」では、コミュニケーション不全を「行動様式の違い」と捉え、On/Off両面で「行動に枠組みを適用する」ようそれとなく調整したり、リーダーシップ強化のためならば社内政治だって利用する、というベタなエピ…

PJの現場から(2) – Leader機能の強化: On/Off両面でのコミュニケーション&「政治」の利用

PJの現場から(2) 秋の台風シーズンが少し早めに始まったようで、台風13号&15号で西も東も大荒れでしたね。 さて、前回からシリーズでお伝えしている「PJの現場から」第2回目です。 前回はPJチームの置かれている状況をざっくりとお伝えしました。 (前回メル…

PJの現場から – 泥沼からのチームビルディング(1)

お盆休みも明けて一週間がたち、皆さんの職場でも休み明けモードからそろそろ本格的に業務が再始動し始めている頃でしょうか。 7月までの連載「新時代に必要な11人の戦士」はいかがでしたでしょうか?今回のメルマガでは、実際に私が参画したあるプロジェク…

「Are you ready?」〜働き方改革への準備は十分ですか?

前回まで5回にわたって、「新時代に必要な11人の戦士」シリーズをお届けして 参りましたが、如何でしたでしょうか? 8月になり、梅雨寒もようやく開けたと思ったとたん、連日のように全国各地で猛暑日が続いていますが、夏ばて等されていないでしょうか? お…

新時代に必要な11人の戦士 ~人材育成を超える、ミッション・戦略実現のツールとして〜

前4回にわたって、これからのビジネスの世界で求められる人材として11のtypeを紹介して参りました。 本号では、この「11type」の使い方についてご紹介して参ります。 この「11type」の最大の特徴は、 “戦略の実行力を最大化し、成果を出すために開発された”…

新時代に必要な11人の戦士 ~勝利を支える2人の影の立役者〜

【勝利を支える2人の影の立役者】 ここまでのシリーズで、リーダー、プランニング、エグゼキュ―ションという3つの機能・9つの人材タイプについてご紹介しました。 これまで、人材タイプ定義の多くは括り方や考え方に差こそあれ、ご紹介した3機能にフォーカ…

新時代に必要な11人の戦士 ~勝利を実現する4人〜

【新時代に必要な11人の戦士 ~勝利を実現する4人〜】 戦略の実行現場においては、“最後までやり切る”ことは当たり前であり基本でした。 しかしながら、高度化されたニーズへの対応、ユーザーですら気付いていない価値・顧客体験の提供という現在のビジネス…

新時代に必要な11人の戦士 ~勝利へのシナリオを描く3人〜

【新時代に必要な11人の戦士 ~勝利へのシナリオを描く3人〜】 戦略の立案において、科学的・感覚(感情)的両面から仮説を構築し、 検証することの必要性・重要性は従来から述べられてきました。 物質的豊かさが進み、ユーザー満足度の基準が高まっている現代…

新時代に必要な11人の戦士 ~勝利へ導く2人のリーダーとは?〜

【新時代に必要な11人の戦士】 今後加速が予想される、事業スピード・課題難易度の両方の高まりに対応できるだけの組織適応・対応力を持つには、人起点での静的な組織づくりから、スキル起点での動的な組織づくりに変わる必要がある。このような背景から、私…

新時代に必要な11人の戦士〜人材活用・組織分析の新たな視点〜

【そもそも、なぜ多様性がここまで求められるのか?】 チーム力の強化や人材を見極める際、根拠や、確信を持ってアサインや実行プランができないなどでお困りになった事はないでしょうか? 昨今クライアント先で頂く課題として、優秀人材の採用や、配置転換…

「事業と人を伸ばす本当の人事考課 ~1on1がもたらすパラダイムシフト~」

人も育ち、結果も出し続けているチームに共通する特徴はなんだろうか?「業績が成長しているのでチームの雰囲気が良い」「良い人材が集まっているので業績が伸びている」等、結果論的なものではなく、組織として、自らの力で安定的にそのような状態を作り出…

マネジメント即戦力を即効力で支える ~戦略人材の導入後の初動を後押しせよ~

【即戦力の見極め】 昨今、メディアでも即戦力や戦略人材などの言葉が日常的に使われているような気がしております。 テレビコマーシャルの中でもBizXXが“即戦力”の人材をテーマにテレビコマーシャルを出しているのも印象的です。 事業ニーズの多様性により…

「人より10歩先に行っているのは、2歩後ろにいる人と一緒」

【誰も気にしないメッセージ】 タイトルの言葉は、ピコ太郎こと、古坂大魔王氏の言葉ですが、今日は昨今クライアント先で毎回のように頂くお題として、コミュニケーションの旬について考えてみたいと思います。 先進的な取り組みをされている企業でも、時代…

想像力に火を付ける〜AI時代のリーダーの役割

【想像力減退の時代】 2019年、平成最後の年始をいかがお迎えでしょうか。 本日は昨今の日本、いやひょっとすると多くの先進国からなくなりつつある、「想像力」についてお話できればと思います。 テクノロジーの進化によりグローバル化が進み、以前と比較し…

ぶち壊して作ろう

【平成最後の年末】 2018年も残すところ、あと1週間弱となりました。 仕事納めのラストスパート真っ只中の方々が多い事と思いますが、反対に、メルマガ読んでくださっている方々の中には、既に年末年始の休暇に入られている方もいるのではないでしょうか 外…

あなたのチームはどのレベル? - 変化に対応する組織の基本動作

早いもので2018年も間もなく終わります。平成最後の師走を迎え、忘年会の予定が埋まり始めた人も、それどころではない人もいらっしゃるでしょう。 皆さん今年はどんな年でしたか?年初に立てた目標は達成できましたか? 今回のメルマガでは現状を振り返り、…

「すべては仕事が教えてくれた ~なりたい私になるために~」

「働くこと改革へ向けて」 今、仕事をすることに、多方面から規制がかかろうとしている。 仕事の場で、人がおこしてしまった過ちを、仕事を規制することで再発を防止しようとしている。 そのような背景もあるからか「働き方改革(多様な働き方オプションとそ…