ダイバーシティ
【循環機能(=現場に眠る情報の吸い上げ)の目詰まりは組織を殺す】 昨年より開始した「目詰まりのない組織 ~ アフターコロナも輝く組織でいるために ~」のシリーズ、前号では戦略・施策(頭)と、その実行・実現(ボディ)をつなげるエンゲージメントを…
【新時代に必要な11人の戦士】 今後加速が予想される、事業スピード・課題難易度の両方の高まりに対応できるだけの組織適応・対応力を持つには、人起点での静的な組織づくりから、スキル起点での動的な組織づくりに変わる必要がある。このような背景から、私…
【想像力減退の時代】 2019年、平成最後の年始をいかがお迎えでしょうか。 本日は昨今の日本、いやひょっとすると多くの先進国からなくなりつつある、「想像力」についてお話できればと思います。 テクノロジーの進化によりグローバル化が進み、以前と比較し…
「多様性は外部からもたらされる」のか? 多様性・ダイバーシティの話題になると、「とはいえうちのメンバーは皆な似たような社風・価値観に染まってしまっていて、新しい視点なんて出てこないんですよ。。。」「やっぱり外から新しい血を入れないとダメです…
【サイロ化でも間に合った時代の終焉】 筆者は仕事柄、様々な企業に伺い、そのお悩み(?)を伺うことが多い。その中で典型的なものの1つは以下のようなものです。 部門横断がない(すなわちサイロ化が進んでいる)、他部署を知らない。 というものです。 …
【仕事のカロリーオフ】 ワークライフバランス、働き方改革、裁量労働制などのキーワードを聞くと皆様は何を連想するでしょうか? 某大手広告代理店での組織内のコミュニケーションGAP、仕事への向き合い方の不整合、個へのチームサポート不足等の不備によっ…
【ローカルを無視したグローバルプロジェクト】 先日、武田薬品工業が、アイルランドのシャイアーを7兆円で買収したことは、衝撃的なニュースとして伝えられました。またソフトバンクグループのSprintとT-Mobileとの合併も記憶に新しいところです。 多くの…
【成長する組織 / 停滞する組織】 筆者はこれまで15年以上、コンサルタントとして様々な組織に関わらせていただきましたが、まさに十人十色、ひとつとして同じものはありませんでした。皆さんそれぞれに置かれた状況は異なっており、目指している姿も抱えて…
難易度最高ランクのダイバーシティとは 世の中一般的に、ダイバーシティという言葉で取り上げる「違い」には、性別、年齢、人種など、ある意味明白な、属性の違いが多いものです。 一方、身近にありながら、ダイバーシティとして認識されず、活かされていな…
【強みが足枷になる時代の到来】 筆者のコーナーでAI時代に勝つ人の頭の使い方と題して前後編でご紹介して参ります。 前編は、企業がとるべき戦略ポジションについて考えます。 本ブログで何度か触れさせていただきましたが、テクノロジーの進化により、ビジ…
【言葉が先行する働き方改革】 メルマガご購読の皆様、お疲れ様です。 もう、2017年も残すところ、あと数日となりました。 読者諸氏の中にも、すでに年末の休暇に入られている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 さて、12月といえば、2017年の世相を表…
人間がもっている偏見は、ダイバース・リーダーシップ推進協会が取り組むもっとも重要なテーマの1つであり、本メルマガ・ブログの過去記事の中でも、たびたび取り上げています。 中でも、無意識の偏見をなくすには アンコンシャス・バイアスに打ち勝つ方法 …
<論理的思考力の次は“前提力”を磨け!> 論理的思考力の必要性は常識レベルで認識されており、業種・役職に関わらず早期に習得することが求められている。 そして、多くの方がその習得に取組み、十分とは言えなくても必要なレベルには達したのではないかと…
【今後確実に起こる3つの変化とは】 2017年現在、日本の状況を客観的に見てみると、今後少なくとも3つの大きな環境変化が訪れることは疑いようがない。 1つ目は、労働人口の激減 2つ目は、情報量の更なる急増 3つ目は、AIを中心とするテクノロジーの指数関数…
自分の偏見度合いご存知ですか? 梅雨に入り、蒸し暑い日々が続いておりますが、多くの企業では、新入社員が研修を終え、これからOJTというところもあれば、既にOJT真っ最中という企業があろうかと思います。 メルマガを購読いただいているみなさんの中にも…
2017年6月25日放送の「NHKスペシャル 人工知能 天使か悪魔か 2017」をご覧になったでしょうか。(番組情報はこちらhttp://www6.nhk.or.jp/special/detail/?aid=20170625) 番組では、今年(2017年)春に行われた将棋界の最高位・佐藤天彦名人と最強のAIが激…
【伸び代を見定める】 Appleが開催しているWWDC(Worldwide Developers Conference)2017( 6月5日〜9日)の基調講演において、CEOティム・クック氏より日本人の82歳現役プログラマーが紹介され、注目を浴びていることはご存知の読者も多いことでしょう。 今…
<モノカルチャーが生む潜在的イノベーションリスク> ここ数年、業界を問わず多くの企業が、ビジネスに影響する様々な環境変化に対応すべく、市場に提供している製品やサービスに対し、更なる付加価値やOne and Onlyを目指し、テクノロジーや組織のイノベー…
【手放す勇気を持て】 前回に引き続き、これから本格的な到来をするAIの時代、 シンギュラリティ("技術的特異点=レイ・カーツワイル)時代の人材マネジメント第2弾です。 (合わせて前回内容も宜しければご一読ください。近々ウェブサイトにもバックナンバ…
【プロの領域とピュア視点を持て】 今回から拙著パートに於いて、これから本格的な到来をするAIの時代、そしてその1つの大きな変化点として、 シンギュラリティ("技術的特異点=提唱したレイ・カーツワイルの定義では、「100兆の極端に遅い結合{シナプス} …
「利他主義の実践について」 トランプ政権発足後、矢継ぎ早に大統領令が発令された。メキシコとの国境への壁建設、オバマケアの見直し、 TPPからの離脱、中東・北アフリカ7カ国の合衆国への入国制限など読者諸氏はすでにご存知の措置です。 これら一連の流…
ダイバーシティは大切だ…まあ、そうだよね。。 「スッキリしない”何か”」を考える 「個々人が大切にされる職場」「すべての人が働きやすい職場」、、 ダイバーシティの重要性が叫ばれて久しく、 ダイバーシティを推進する立場に指名された人も、推進対象とし…
均質化からの脱却 2017年明けましておめでとうございます。 本年最初のメルマガは日本柔道界の挑戦について考えてみたいと思います。 日本の国技、お家芸と言っても過言ではない、柔道。 しかし、ここ数年弱体化が進んでいました。 この経緯については、2013…
働き方改革と多様性 電通事件で再び注目される過労死問題 2016年も暮れようとしています。 今年世間の耳目を集めた事件を総まくりする報道の中で、 10月にニュースとなり、記憶にも新しい、大手広告代理店 電通の過労死事件についても、 再び取り上げられる…
単純化の落とし穴 世の中が動いている。 そんな感覚をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか?
”良かれ”が裏目に 昨今声高に叫ばれている女性活躍推進は、ダイバーシティ経営への第一歩です。 でも、その第一歩さえもなかなかうまく進まないものですね。 男女雇用機会均等法前から積極的に女性活躍推進をしている、とある日本の大手メーカーでさえ、第一…
注目を集める「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス / Unconscious Bias)」 昨今、ダイバーシティの推進において非常に注目されているのが、無意識の偏見(unconscious bias)(リンク先 外部サイト)です。 文字通り、意識しないで持つ偏見によって、…
「いかなる個人より 全員のほうが賢い」 世界で最もイノベーティブな会社と言われる、IDEOの共同経営者トム・ケリー氏の言葉です。
ダイバーシティを語る際、忘れてならないことは、 「多様性とは、Symmetry(シンメトリー=異なるものどうしが等価)であること」を認識することです。