1億総Transform時代の働き方〜AI時代のリーダーシップ
【1億総Transform時代の到来】
2018年以降18歳人口が減少し、本格的な労働人口減少時代の幕開けとなり、これまでのビジネスのやり方ではGDPはもちろん、企業の売上の維持すら難しくなることは言うまでもありません。
このリソース不足に加え、これまでに経験のないテクノロジーの進化、とりわけAIの指数関数的な進化によって、「仕事」が大きく変わろうとしています。
予測では約4割の仕事がAIに代替され、残りの6割でさえ、新しい付加価値を必要とする新たな「仕事」になるとも言われているのはご存知のことと思います。
この変化に適応するためには、新たな働き方、スキル・能力、人員構成への進化が人も企業も求められ、これまでの賢さの定義が変わる時代の到来です。
いわゆる、偏差値が高い、ミスが少ない、他者より知識があるなどはAIの進化の前では意味をなさない時代と変わります。
我々はこの新しい変化を‘1億総Transform時代’と名付けました。そしてその時代が目前に迫っているのです。
本内容については、BBT(ビジネス・ブレークスルー)にて、来たる10月18日にセミナーを開催させて頂きますので、ご興味のある方はぜひ、奮ってご参加ください。
セミナータイトル:
AI時代のリーダーシップ
~1億総Transformに向けた働き方 & 未来を切り拓く人材マネジメント~
日時:2017年10月18日(水) 19時〜21時(18時30分開場)
会場:(株)ビジネス・ブレークスルー 麹町オフィス 東京都千代田区二番町3番地
麹町スクエア1F
お申し込み方法:https://goo.gl/B8D5E
【1億総Transform時代を牽引するリーダーとは?】
この新しい時代において、企業・ビジネス・そして教育や地域活性化を牽引できる次世代のリーダーに必要な3つの要素とは何か?
- 変革を起こせる多様性チームをデザインするイメージ力。
- その多様性チームに所属するメンバーの眠った才能を発掘できる共鳴力。
- 発掘した異能を共に鍛え・育てる「場」を作る協働力。
上記3つの人間ならではの力を兼ね備えたリーダーが求められる時代が来るのです。
特にこのうち、最初のステップとなる多様性チームのデザイン次第で、成果は大きく変わることになるのですが、チームを構成するメンバーの役割と、その割合、そして誰がその能力を有しているかを見抜くことが求められます。
構成メンバーの役割は、従来の組織のメンバー構成とは異なり、新たな時代にふさわしい明確な役割が必要となり、その中でも特にコミュニティ・コーディネーターがキーポイントになって来ます。
ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください。また、BBTのセミナーでそのエッセンスをご紹介しますので、この機会にぜひ、お越しください。
金杉リチャード康弘
DLAは、1億総Transformを支えるダイバーシファイされたチームの育成を支援しております。興味のある方、是非、お気軽にお問い合わせください。
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※BBT Global Seminar
セミナータイトル:
AI時代のリーダーシップ
~1億総Transformに向けた働き方 & 未来を切り拓く人材マネジメント~
日時:2017年10月18日(水) 19時〜21時(18時30分開場)
会場:(株)ビジネス・ブレークスルー 麹町オフィス 東京都千代田区二番町3番地
麹町スクエア1F
お申し込み方法:https://goo.gl/B8D5Es
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要素分解と再構築という視点を身に着ける
要素分解と再構築で物事を理解するとシンプルに考えられる
私は、プログラミング教育を通じて、子供たちに要素分解と再構築のスキルを身に着けてほしいと考えています。
プログラミングは、一つ一つの単純なコマンドが複合的に合わさって複雑なプログラムとなりますから、単純なコマンドを理解し、目的に応じて組み合わせる事が基本的な作業となります。
このことは、様々なシーンでみられることです。
例えば、料理。
カレーライスを作る場合は、具・ルー・米などの食材のほか、鍋・油・水などさまざまな道具も必要です。
まずこれらを用意するところから料理は始まり、手順にしたがって使うモノを組み合わせていきます。
会議などでも同じです。
人数・場所・時間などのほか、目的・現状と課題・上がっている解決案などが必要であり、それらを会議を通して、整理整頓し、点と点を組み合わせるような再構築から決定へと至ります。
たいていの場合、「分からない事」が前に進むためのブレーキになっていると思いますが、出来るだけ要素分解して要素に分けてみると、分かることがいくつかあったり、要素を整理整頓する事で、すっきりと見やすくなってすっきりした感覚になれます。
分からないからと、止まったままでいるのではなく、要素分解してみるといいでしょう。
要素分解の考え方を大学生に活用した実際のケース
先日、大学生に我々が行っているプログラミングイベントのレポートを書かせてみた時の事です。
1時間で1,000文字程度書くように指示したところ、学生は「レポートが苦手」という意識からなかなか手を付けられないでいました。
30分ほどして進行具合を聞いてみたところ、なんと100文字もかけていないではありませんか。
そこで、要素分解と再構築の考え方を伝える事にしました。
イベントにもさまざまな要素があり、それらが組み合わさって出来ています。
時間・場所・子供の数・スタッフの数・使用した資料・授業内容・実施の目的などです。
その他、準備や学生が参加した理由などのバックグラウンドと、それぞれのシーンで自分がどう感じたかなども要素として加わってきます。
これら項目に従って、書き出させるとスラスラ出てきます。
それから、「実施した日の流れ」を中心に再構築してもらうと、20分程度で1,000文字に達しました。
「1,000文字に達したので、まとめにはいっていいよ」と伝えても、「まだ書きたいことがある」といい、結局2,000文字くらいのレポートを書いてくれました。
レポートが苦手と言っていたのにです!
ここで分かるのは、レポートという大きな課題と向き合ったときに、苦手意識からアレルギーが出てしまった大学生。レポートをもっと細かな要素に分けて、一つ一つに取り組めば、課題が小さくなって取り組みやすくなった事例です。
要素分解と再構築のスキルを身に着けるには
「仕事」という大きなテーマ、「サービス」に区切ってみて「プロジェクト」に分け、「タスク」に落とし込むと取り組みやすくなります。
苦手意識も克服できる考え方だと思います。
では、どのようにすると要素分解と再構築を身に着けることができるのでしょうか。
要素分解は、観察する力が必要でこれには訓練が必要ですが、それに加えて、知識も必要です。いろいろな要素について知っておく必要があるのです。
そしてそれらは、小学校から学んでいる勉強に多く含まれていて、勉強の大切さをいまさらながらに考えさせられます。社会人になっても勉強を続ける事は大変有意義なことです。
再構築のスキルは、体験学習や物語に触れることが有効のように思います。
体験学習では、様々な取り組みに触れることができ、再構築の例を体現することが出来ます。
物語に触れる事も、自分が出来ない経験や考え方を知ることが出来、枠にとらわれない視点を養うことが出来ます。
なぜだろう、と何度も問いかける事もスキルアップに有効でしょう。
大森洋介
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