ダイバースリーダーシップ推進協会 ブログ

ダイバーシティと多様性を強みに変える組織作りコンサルティング 育成のプロ集団、ダイバースリーダーシップ推進協会のブログです。

「Time Matrix & Coffee to Go」 ~コーヒーブレイクで出来る仕事のカロリーオフ~

【仕事のカロリーオフ】

ワークライフバランス働き方改革裁量労働制などのキーワードを聞くと皆様は何を連想するでしょうか?

  • 某大手広告代理店での組織内のコミュニケーションGAP、仕事への向き合い方の不整合、個へのチームサポート不足等の不備によって起きた事件
  • 政府による労働生産性ワークライフバランスの推進などを目的とした、現場の実態や強制への影響を無視した裁量労働制(制度)の推進
  • 時間外労働のケア、業務依頼が強制にならないように気遣いや根回しを行うマネジメントしての苦労

などが頭に浮かぶ方々も少なく無いと思います。

 

皆様も日々仕事とプライベートのバランスを考えながら労働生産性や効率の改善に努めておられる事と思います。

 

私自身も、過去のコンサルティング会社時代や事業会社でのAPAC組織の運営リードの経験では、バックグラウンドやカルチャーの異なるDiversified(多様化)された組織に於いて、常に個人とチームの時間をいかに最大限に効率良く、ワークライフバランスを大切に出来るかを考慮しながらプロジェクト・組織運営に努めてまいりました。

例えるならば、「仕事のカロリーオフ」の実践です。

 

【成功するダイエット(=仕事のカロリーオフ)を科学する】

マネジメントの観点から、チームや個の業務効率やパフォーマンスを向上する上で、チームメンバーが、一日の内でどれぐらい、何に時間を使っているかを把握する「タイムマネジメント」は、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントを円滑にする手法として、効果的、且つ個々のタスクマネジメントにも有効だと実体験を通じて感じました。

 

特に、Diversifiedな環境やOn-Work / Off-Workのバランスを重視する組織風土においてもパワフルなコミュニケーションツールだと思います。

まさに、成功するダイエットと同様、組織や働き方の体質を科学して、自組織に合った効果的なダイエットメニュー作りや、カロリーの摂取と消費のコントロール計画の策定が重要なのです。

 

 

様々なタイムマネジメント手法を活用した結果、マネジメント・チームメンバー個々人の視点から工夫されたソリューション“Time Matrix & Coffee to Go”を開発しました。

 

【痩せるたけでなく、俊敏性とパワーを増強(=働き方改革+生産性を向上)する】

一般的なタイムマネジメント手法と“Time Matrix & Coffee to Go”との違い:

  • 一般的なタイムマネジメントは、マネジメントがチームメンバーの業務を把握する、メンバーが個人のタスク(すべき事)を時間管理する視点で設計されている事が多い

 

  • “Time Matrix & Coffee to Go”は、チームとしての個人の業務アライメントやブレイク時間を活用したカジュアルミーティングを運営し、仕事のカロリーオフを目的とし、個々人のOn-Work / Off-Workのバランス、家族との時間や個人の時間を充実化させ、仕事への集中力を向上、チーム/個人の生産性の向上を目指す事を目的としております。

すなわち、目指す目的が異なります。

 

Time Matrixは、通常のタイムマネジメント手法同様に、一日の仕事内容(会議準備、業務タスクなど)、達成目標、優先順位を時系列で一週間単位を書き出します。

加えてプライベート、或いは自身のために使う時間を可能な限り(開示できる範囲で)書き出します。 これは、ソリューションが重視する個人の時間を意識し、業務を実行して頂くためのポイントとなります。

 

また、Time MatrixのMatrix部分を意味する”表”では、チーム内の個々人のタイムスケジュールを突き合わせ、同テーマの作業などをなるべく同じ時間にアライメントする作業を行い、チーム内でのコミュニケーションを同じ時間に集中させてチーム力の最大化を図ります。

これによって、手戻りや無駄に会議を設定する事を低減します。

 

【休憩時間を有効活用】

Coffee to Goは、文字通りコーヒーブレイクの事を指します。これは単なるコーヒーブレイクではなく、“仕事のカロリーオフ”を目的としたショートミーティングになります。 

個々人のワークタイムのアライメントをとることで、個々が予定している休憩時間がある程度把握可能となります。

一日の内に数回とるブレイクの1つをチームで時間を合わせて、簡単な仕事の悩み相談や負荷分散コミュニケーションに活用します。 また、ここでのマネジメントの役割は、可能な限り仕事や意思決定を個に抱え込ませないようにする事です。

 

Time Matrix & Coffee to Goを成功させるには、MatrixのアライメントとCoffee to Goの時間を有効活用する事が重要となります。このステップとコミュニケーションにおける基本原則などをしっかりと順守し繰り返し実践、癖づける事が最も重要となります。

 

組織のパフォーマンス向上、働き方改革への課題改善は、基本的な事からの着手で効果が出る事が多くございます。似たようなお悩みや組織改善テーマを担っている方が多くいると思います。本ソリューション内容を詳しく知りたいかたは是非DLAにご相談ください。実体験からWhat to do / not to do をご共有いたします。

 

プルック エディー ヴィリヤブパ

 

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