ダイバースリーダーシップ推進協会 ブログ

ダイバーシティと多様性を強みに変える組織作りコンサルティング 育成のプロ集団、ダイバースリーダーシップ推進協会のブログです。

シリコンバレーに学ぶ無意識の偏見のなくし方

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人間がもっている偏見は、ダイバース・リーダーシップ推進協会が取り組むもっとも重要なテーマの1つであり、本メルマガ・ブログの過去記事の中でも、たびたび取り上げています。

 

中でも、無意識の偏見をなくすには アンコンシャス・バイアスに打ち勝つ方法 の記事は、最も多くの方に読んで頂いた記事で、この問題に対する注目度の高さを我々も実感しています。

 

ところで、アンコンシャス・バイアスという言葉は、まだ日本では一般的ではありません。

無意識の偏見、といえば、意味は通じますが、日本では、そもそも偏見について、社会として考える機会が少ないということもあって、偏見についてもう一度考えることからこの記事を始めてみたいと思います。

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働き方改革の行き着く先は?

働き方改革の行き着く先は?

 

【問いのない議論】

 

「働き方改革」という文字を見る機会が増えたと感じられている方は多いのではないでしょうか?しかし、その実態は、時短、テレワーク、プレミアムフライデーなど、まだまだHow論に終始しているケースが殆どなのではないでしょうか?

 

なぜ、このような状況になるのか?

それは、そもそも働き方改革を何のために行うのか?何を解決したいのか?

という本質的な問いについての議論が不十分なまま、

取り組みだけが先行する、ということなのではないでしょうか?



政府主導の働き方改革実現会議でも、時間外労働の上限規制(=過労死の撲滅)、同一労働同一賃金(=非正規雇用者の削減)の是正が目玉の政策とされているようですが、そもそも過労死を防ぐのは企業の責任、国の責任として当然のことで、議論の余地はなく、一刻も早く対応すべき課題です。

 

しかし、働き方改革は、そのための方策なのでしょうか?



【逆向きの矢印で考える】

 

筆者は「どうもピンと来ない」と感じた際、よく行うのが反対を考えてみる、というアプローチです。この場合、では時短ができたとする、あるいはテレワークが上手く機能した場合、それは「働き方改革が成功した」と言えるのか?といった具合です。

 

過労死がなくなれば

非正規労働者が減ったら

働き方改革は成功したと言えるのだろうか?

 

社会で「マイナスの状態」「問題がある」と考えられている課題や解決が必要な状態は、それがなくなれば、いわば「平常」に戻るだけであり、改革とは言えないのではないでしょうか?

 

そもそも何故、時短やテレワークが必要なのか?何故過労死が増えたり、非正規雇用が増えたりするのか?その本質に対する問いを立てる必要があるのではないでしょうか?

 



【働き方改革の目的】

 

前回のメルマガで述べさせて頂いた通り、これから、日本に生きる我々は、

「1億総Transform時代」を迎えます。

未曾有の激変に臨むにあたり、これまでの仕事の取り組み方では対応が難しい。故に、これまでのビジネス、それを支える仕組みそのものが、制度疲労を起こし始めているのです。

 

それに対応するために、抜本的なビジネス変革が必要となっており、それに伴い働き方も抜本的に見直す必要に迫られているということだと思います。

 

すなわち、働き方の前に、どのような変革が求められているのか?を先に明確にし、その上でどのような働き方が必要か?を考えるのが筋というものだと思います。

 

今回は、我々が考える世界観を少しだけ述べさせていただきます。



【広く、深く、速く】

 

1億総Transform時代において重要な3要素は、

①これまでより圧倒的に広い範囲で、

②最高水準の深い専門性・技術・知識・経験を有し、

③テクノロジーの進化に負けない速さ

で、この3要素をいかに迅速に実現できるか?が最大のポイントとなるのです。

 

それは最早自前だけでは到達できない領域となる可能性が極めて高く、異業種間、地域ネットワーク間における多様性を最大活用する働き方が不可欠となる世界になるのです。

 

新たな時代の働き方改革の具体的な方法について、ご興味のある方は是非、お問い合わせをください

 

金杉リチャード康弘

 

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1億総Transform時代の働き方〜AI時代のリーダーシップ

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【1億総Transform時代の到来】

2018年以降18歳人口が減少し、本格的な労働人口減少時代の幕開けとなり、これまでのビジネスのやり方ではGDPはもちろん、企業の売上の維持すら難しくなることは言うまでもありません。

 

このリソース不足に加え、これまでに経験のないテクノロジーの進化、とりわけAIの指数関数的な進化によって、「仕事」が大きく変わろうとしています。

 

予測では約4割の仕事がAIに代替され、残りの6割でさえ、新しい付加価値を必要とする新たな「仕事」になるとも言われているのはご存知のことと思います。

 

この変化に適応するためには、新たな働き方、スキル・能力、人員構成への進化が人も企業も求められ、これまでの賢さの定義が変わる時代の到来です。

いわゆる、偏差値が高い、ミスが少ない、他者より知識があるなどはAIの進化の前では意味をなさない時代と変わります。

 

我々はこの新しい変化を‘1億総Transform時代’と名付けました。そしてその時代が目前に迫っているのです。

 

本内容については、BBT(ビジネス・ブレークスルー)にて、来たる10月18日にセミナーを開催させて頂きますので、ご興味のある方はぜひ、奮ってご参加ください。

 

セミナータイトル:

AI時代のリーダーシップ 

~1億総Transformに向けた働き方 & 未来を切り拓く人材マネジメント~

日時:2017年10月18日(水) 19時〜21時(18時30分開場)

会場:(株)ビジネス・ブレークスルー 麹町オフィス 東京都千代田区二番町3番地 

   麹町スクエア1F

お申し込み方法:https://goo.gl/B8D5E

【1億総Transform時代を牽引するリーダーとは?】

この新しい時代において、企業・ビジネス・そして教育や地域活性化を牽引できる次世代のリーダーに必要な3つの要素とは何か?

 

  1. 変革を起こせる多様性チームをデザインするイメージ力。
  2. その多様性チームに所属するメンバーの眠った才能を発掘できる共鳴力。
  3. 発掘した異能を共に鍛え・育てる「場」を作る協働力。

 

上記3つの人間ならではの力を兼ね備えたリーダーが求められる時代が来るのです。

 

特にこのうち、最初のステップとなる多様性チームのデザイン次第で、成果は大きく変わることになるのですが、チームを構成するメンバーの役割と、その割合、そして誰がその能力を有しているかを見抜くことが求められます。

 

構成メンバーの役割は、従来の組織のメンバー構成とは異なり、新たな時代にふさわしい明確な役割が必要となり、その中でも特にコミュニティ・コーディネーターがキーポイントになって来ます。

 

ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください。また、BBTのセミナーでそのエッセンスをご紹介しますので、この機会にぜひ、お越しください。

 

金杉リチャード康弘



 DLAは、1億総Transformを支えるダイバーシファイされたチームの育成を支援しております。興味のある方、是非、お気軽にお問い合わせください。

 

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※BBT Global Seminar

セミナータイトル:

AI時代のリーダーシップ 

~1億総Transformに向けた働き方 & 未来を切り拓く人材マネジメント~

日時:2017年10月18日(水) 19時〜21時(18時30分開場)

会場:(株)ビジネス・ブレークスルー 麹町オフィス 東京都千代田区二番町3番地 

   麹町スクエア1F

お申し込み方法:https://goo.gl/B8D5Es

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